
中小企業が活用できる補助金は数多くありますが、ポピュラーかつ使いやすいのが「ものづくり補助金」「IT導入補助金」「小規模事業者持続化補助金」の3つです。
これらは、あなたの会社の事業の成長や効率化を後押しする強力な制度です。
しかし、実際使ってみようと考えると「結局どれが使えるんだっけ?」「自分がやろうとしている事業にも使うことができるんだっけ?」と迷う方も多いでしょう。
そこで、この記事では、3大補助金の特徴と選び方を補助金を申請したことない人向けにわかりやすく解説します。

こんにちは、補助金サポートブログを運営している佐藤 悠です。
わたしは、地方の市役所で中小企業支援を担当し、補助金実務歴は10年以上。さらに経済産業省への出向経験を通じて、国の制度設計にも関わってきました。
現場と国の両方をリアルに知る立場から、ものづくり補助金・IT導入補助金・小規模事業者持続化補助金の最新情報や、採択率を高めるための実践的なノウハウをわかりやすくお届けします。
クリックできる目次
ものづくり補助金とは?

ものづくり補助金は、中小企業や小規模事業者が新製品開発や設備投資を行う際に活用できる国の支援制度です。
ものづくりと聞くと製造業のイメージがありますが、サービス業でも事業によっては使うことができる制度です。
どんな取り組みが対象になるの?
対象となる取り組みは、生産性向上、革新的なサービス開発、試作品開発、生産プロセスの改善、海外販路開拓などです。
- 設備投資:生産性向上や新技術導入のための機械・装置購入
- 新製品・サービス開発:革新的なアイデアを形にするための開発費用
- 海外販路開拓:設備導入を図り新たなサービスで海外市場を開拓
補助率・上限額
- 補助率:1/2~2/3(事業の類型や枠によって異なる)
- 補助上限額:最大 3,000万円(枠により変動)
活用のメリット
- 高額な設備投資や開発費の負担を軽減
- 新しい技術やサービスの導入を後押し
- 事業の競争力強化につながる
IT導入補助金とは?

IT導入補助金は、中小企業が業務効率化や生産性向上を図るため、ITツール(ソフトウェア、サービス)の導入を支援する補助金。
なお、この補助事業費には相談対応等のサポート費やクラウド費なども含むことができます。
どんな取り組みに使えるの?
対象となる取り組みは、業務のデジタル化や生産性向上を目的としたITツールの導入です。
- ソフトウェア導入:会計、在庫管理、販売管理、顧客管理などの業務システム
- クラウドサービス利用:SaaS型サービスやオンライン業務支援ツール
- 関連サービス:導入設定、操作研修、保守サポート
- セキュリティ対策:サイバーセキュリティ強化枠での対応ツール
※一部ハードウェア(POSレジ、券売機など)は条件付きで対象
補助率・上限額
- 補助率:1/2~3/4(枠により異なる)
- 補助上限額:最大 450万円(通常枠)、特定枠で上限拡大あり
活用のメリット
- 資金負担の軽減:高額なITツール導入費用を補助金でカバー
- 業務効率化・生産性向上:手作業削減、データ連携によるスピードアップ
- DX推進による競争力強化:デジタル化で新しいビジネスモデルに対応
- 信用力向上:国の補助事業採択により取引先や金融機関からの信頼性アップ
小規模事業者持続化補助金とは?

小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者が販路開拓や業務効率化を進めるために活用できる補助金です。
そして、その特徴は、割とどんな事業でも申請できるので使い勝手がいいことです。
広告宣伝やホームページ制作、設備投資など幅広い取り組みが対象となります。
どんな取り組みに使えるの?
- 販路開拓:広告宣伝、チラシ作成、展示会出展
- ホームページ制作:WebサイトやECサイトの構築
- 業務効率化:店舗改装、設備導入、ITツール活用
- その他:新商品開発に伴う広報活動など
補助率・上限額
- 補助率:2/3
- 補助上限額:50万円~200万円(事業類型や加算要件により変動)
活用のメリット
- 販路拡大のチャンス:広告やWeb活用で新規顧客獲得
- 業務効率化によるコスト削減:設備投資やIT導入で作業負担軽減
- 事業の安定・成長:売上向上や新市場開拓を後押し
- 信用力向上:国の補助事業採択により信頼性アップ
どの補助金を選ぶべきか?
- ものづくり補助金
→ 高額な設備投資や製造業の革新を目指す場合に最適
- IT導入補助金
→ 業務効率化やDX推進、ITツール導入を検討している場合におすすめ
- 小規模持続化補助金
→ 販路開拓や広告戦略、ホームページ制作など集客強化をしたい場合に有効
選び方のポイント
- 事業の目的を明確にする(設備投資?IT化?販路拡大?)
- 予算規模と補助率を確認
- 申請スケジュールと採択率を考慮
補助金は、事業の成長や新しい挑戦を後押しする強力なツールです。
しかし、どの補助金を選ぶかは、あなたの事業の目的や課題によって異なります。
設備投資なら『ものづくり補助金』、IT化なら『IT導入補助金』、販路拡大なら『持続化補助金』。
まずは、具体的にどんなことをしたいのか、それによって、最適な補助金を選ぶことが重要になります。
もし、「こういった事業を使いたいけど、使える補助金ってあるの?」「補助金申請したいけど、何から始めたらいいの?」などお気軽にお問い合わせください。
コメントを残す